コロナ禍を
自宅で楽しく過ごすアイテムとして
多くの方が利用されている
定額制動画配信サービス。
非常に使い勝手がよく
ついついハマって観てしまう…
海外ドラマを観だしたら
続きが気になって仕方ない。
ヤバいです。
中毒性高すぎ(笑)
活動が停止状態
あと、めっちゃ姿勢が悪くなります!!
長時間すわって
ソファーで横になりながら
鑑賞するなど
首や背中に腰にめちゃくちゃ負担掛かっています…
腰痛になる方も多いです。
特に腰の背骨の配列に
弯曲が少ない方は要注意。
レントゲンで見ると…
正常は前に弯曲しています。
下のレントゲンは弯曲が少ないのが
わかると思います。
この下の弯曲が少ない方は
慢性腰痛になる恐れがあります。
最近、動画配信見すぎて
腰痛で困っているんだよね…
そんなあなたにピッタリかも。
今回は腰痛のお話をさせて頂きます。
以前、
『医学的な検査で腰痛の原因が
確認されなかった場合は、
骨格の問題により
筋肉に負担が掛かり血行不良を起こし
痛みを発症している可能性が高いです』
と、お伝えしました。
この骨格の問題を調べるには、
骨格矯正用のレントゲン撮影が
必要になります。
しかし、
腰痛なのにも関わらず
腰椎や骨盤に直接的な原因が見つからない
このようなケースが実は多いです。
え、腰が痛いのに??と、
思われる方も多いでしょう。
しかし、実際に腰痛を訴えて
お越し頂いたお客様のレントゲンを
確認すると、
腰や骨盤に問題がないケースが
多いです!!
腰が痛い
⇒腰が問題(こってる)
⇒腰を揉んでもらう
⇒楽になる
確かに
筋肉の硬結を緩めることで
血流が改善され症状が緩和されます。
しかし
レントゲンで
問題となる歪みを確認された場合は
まず問題を解決することを
最優先に取り組む必要があります。
例えば
【脊柱管狭窄症・脊柱狭窄症】
という骨の病気があります。
代表的な症状として
足の痺れ
歩行困難
少し歩いただけで腰が痛くなり
休憩するとまた歩けるが
すぐに腰が痛くなる(間欠性跛行)
と、患うと結構厄介な狭窄症です。
老化現象の一つでもありますが
出来れば発症したくないです。
この脊柱管狭窄症・脊柱狭窄症の
特効薬はこの世に存在しません(悲)
痛み止めの注射
腰の牽引
神経の炎症を緩和させるビタミン剤
鎮痛剤などの対症療法だけです。
状態が悪ければオペ。
あとは、
筋力をつける意味でプールで歩きなさいと
言われることが多いです。
私のオフィスにも
脊柱管狭窄症の方が来られます。
そして、
症状が改善、軽減された例が沢山あります。
しかし
レントゲンで背骨の状態を
確認させて頂いた結果
矯正治療を断らせていただく
ケースもあります。
お力になれなくてすいません…
「骨格の問題は対処しておかないと
どんどん酷くなり、背骨(椎体)の変形や
狭窄は進行していきます。
ですので
矯正治療を受けるタイミングは
早ければ早いほうが良い」と
以前お伝えしました。
※骨も老化と共に変形しますので
ご注意ください。
しかし、
“え、これは症状絶対出るレベルやん“の
狭窄をしていても症状が全くない方や
レントゲン上でヘルニアの疑いが高いと
医師に告げられても、
全く症状がない方もいらっしゃいます。
この違いの理由として、
骨格の観点から申し上げると
腰の弯曲があるか、ないかです。
一人のお客様の例です。
主訴は慢性腰痛と足のシビレです。
【前かがみになると腰痛が発症する
タイプ】でした。
レントゲンを確認すると…
腰が前方へカーブしている状態を
正常としますと…
お客様は腰のカーブ(弯曲)が
消失していました。
前かがみになると腰痛が発症するタイプは、
腰周辺の筋肉が緊過緊張を起こし、
筋膜性腰痛(腰の筋肉痛)を発症します。
本来なら均等に椎体(背骨)に圧が
掛かるのですが、
前方カーブが失われている場合、
構造上、椎体の前側に荷重が掛かります。
⇒椎間の前側が狭くなる
⇒後側(背中)へ押し出す力が掛かる
⇒椎間板の前側が押しつぶす圧が掛かる
⇒椎間板が不安定になり椎間板症になる
(椎間板に痛みが生じる)
⇒椎間板の前側に掛かる継続的な圧により
髄核が外へ押し出され圧が高まる
⇒硬くなった椎間板から髄核が外に
ヘルニアし激しい痛みやシビレを発症する。
このような流れで進行します。
このヘルニアしている椎間板が
痺れ症状の発症に関わります。
このケースに当てはまる方は、
腰椎の前弯カーブが
減少しているパターンです。
ここで腰椎の前湾カーブの働きや
必要性についてお話しします。
【可動と安定の役割】
一つ一つの腰椎には
上下左右に関節面があります。
関節や軟骨の働きにより
前後左右に自由に”可動”できます。
そしてもう一つの働きは”安定”です。
関節面を重ねていくと首は前に弯曲し、
背中は後弯、
腰は前弯
と緩やかなS字状のカーブを形成します。
これは全ての関節の角度が違うからです。
腰が前弯の状態(正常)であると、
腰椎関節でしっかり上半身を
支えることが出来ます。
では、腰の前弯の角度が減少していき、
関節面の重なりが減少すると考えてみてください。
ピンヒールとスニーカー
長時間歩行したときに
どちらが疲れますか?
接地面積がつま先だけ?
足の裏全体?
と考えれば
接地面が大きいほうが安定します。
腰の前弯カーブがあり安定して支える方と
前弯カーブが減少し不安定の方
どちらが疲れやすいかは一目瞭然ですよね。
関節が不安定な状態では、
関節の周りの筋肉に負担が掛かります。
関節を支える筋肉が硬くなり
柔軟性を欠いている状態に急に腰を動かす
例えば洗顔で腰を急にかがめた際に
激痛!!
これは腰椎関節に
引き延ばされる力が加わり
硬結している筋肉が傷つき
炎症が発生しやすくなります。
ここで気を付けて頂きたい事・・・
カーブが減少していると
椎体の前側に掛かる圧により
椎間板内の髄核を後方へ押し出す力が
常に掛かっています。
カラダを前に倒す動作は
椎間板の前側が急圧されます。
この圧が一気に圧縮されると、
髄核が膜を破って後方へ飛び出します。
そして
椎体の後側にある脊髄神経や
下肢へ伸びる神経根、
栄養を流れるパイプを圧迫します。
これがヘルニアです。
二度と経験したくないと言われるぐらい
大変辛く、日常生活に支障をきたします。
さらに厄介なのは…
腰の弯曲は手で触っても判断しにくく
レントゲンで腰の弯曲を確認するしか
手段がない為、ご自身では気づけないのです。
腰がよく調子悪くなると思われる方や
お腹を前に突き出す姿勢が楽やねん
って方はご注意ください!!
腰の弯曲が少なくなっている
可能性があります。
今はそれほど症状を感じられていない
としても将来的に腰痛で歩けない・・・事も
想定し対処されておいてください。
よく歩き
糖質を減らしてタンパク質の量を
増やした食事のメニューで
栄養が偏らないことも取り組んでください。
ご家族さま、ご友人で腰痛を訴えているなら
未病検査(レントゲン撮影)をお勧め下さい。
ご用命の際は私(ささき)まで
ご連絡お待ちしております。
本日も
最後まで読んで頂き有り難う御座いました。