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2021.6.29

健康のはなし

どうやって背骨の歪みを確認しますか？

今回はレントゲンの重要性についてお伝えします。

私（ささき）がレントゲン骨格矯正治療を始めた頃に「レントゲンなしで骨格矯正や骨盤矯正をしてもらえないか」と問い合わせがよくありました。現在はそのような問い合わせはありません。

当オフィスで骨格矯正を受けられる際は、必ずレントゲン撮影を受けて頂くようにお伝えしています。これはお客様の健康を守る上で絶対に必要な事だと私（ささき）は思っています。

カラダの内側の問題をレントゲンで確認し把握した者に施術を受けるのと、手で触ってカラダの内側の問題を把握した？者に施術を受ける。

どちらの方に安心して任せられます？

施術者との信頼関係や受ける側の考えや好みもあるので一概に言えないですが、当オフィスに来られている全てのお客様はレントゲンでカラダの中の状態を確認してもらった方が安心だと仰って下さいます。

え、私（ささき）は？
もちろんレントゲンで歪みを確認して貰いたいですね。安心でしょ。

ところで皆さんは一度や二度捻挫をした経験があると思います。

捻挫やケガなど外傷を受けた際に痛みや腫れが強かったら不安になり、病院へ行きレントゲンやCT撮影などでカラダの内側の状態を確認される方が多くいらっしゃいます。

何故なのか…

「骨は大丈夫だろうか…」「靭帯は…」「ヒビが入ってないだろうか…」など患部が腫れて強い痛みがある以上にカラダの中で不安な事が起こっていないのかを確認したいからですよね。

では、外傷がない症状はいかがでしょうか？

例えば「肩こり」や「頭痛」※脳に医学的問題がないケース、「腰痛」「ひざ痛」など、何故これらの症状に対してはマッサージや整体、そして整骨院などの対症療法で済ませようとするのでしょう。

外傷がなくそれほど重症ではないからと思っているのでしたら…

もしそうであれば、それはとんでもない勘違いをされています(汗）

「肩こり」や「腰痛」が何故辛い症状を出しているのか…その原因は、生命の神経と言われる【脊髄】に何らかの問題が発生しているから。※【脊髄】というのは、背骨の中を通る太い神経を指し、およそ親指ほどの太さになります。

この【脊髄】にストレスを与える事で有名な症状が〈むち打ち症〉です。みなさん一度は耳にしたことがありますよね。

追突事故を受けた時に頭部の重みで無理な形に鞭を打つような負担が掛かり頸椎関節や靭帯、筋肉を負傷しむち打ち症状になります。椎間関節に大きなダメージが加わり、その影響により【脊髄】が圧迫を受け結果として頭痛や吐き気などの様々な症状が現れます。

但し関節の歪みというストレスを解消するケアをすることで【脊髄】を圧迫している症状は緩和されます。

〈むち打ち症〉以外に何らかのストレスにより関節が歪んで【脊髄】を圧迫すると末梢神経である『脊髄神経』に影響を及ぼします。脊髄神経は内臓、特に胃腸関係に影響が現れます。そして、筋肉の緊張感を促したり、酷いケースでは動かなくなったり、感覚が麻痺する状態になります。

この様に外傷がない「肩こり」や「腰痛」だからと言って、科学的検査でカラダの状態や原因を調べることなく、安易にマッサージなどの対症療法で一時的な症状緩和を繰り返していると自律神経の乱れを助長する事にもなりかねません（怖）

この自律神経の乱れを、私（ささき）はどの様にして確認するのか…それは、背骨の整列の中でも首（頚椎）関節が正しく整列されているか否かをレントゲンで確認し判断しています。

カラダの内側の問題が原因となり、その結果症状として表れたと考えるなら「肩こり」も「腰痛」も同じです。

カラダの外側ばかりに意識を向けていると、原因とされる【脊髄】の圧迫が酷くなり「肩こり」症状から手の痺れや手の痛みなどという頚椎ヘルニアへと悪化するケースがあります。

ですので「肩こり」「腰痛」も捻挫と同じ様に必ず背骨の整列をレントゲン撮影で内側の状態を確認される事をご提案させて頂いています。

それは将来、症状が悪化しそれに伴う入院や手術を避ける為に取り組むケアだと思っています。
取り組むケアの中でもレントゲン撮影の優先順位はきわめて高いです。

外傷以外の症状「肩こり」「頭痛」「腰痛」などお困りの方で原因を確認した方がいいよね、共感頂けた方は私（ささき）までご連絡下さい。

最後に骨格矯正治療を受ける際はレントゲンで確認されてください。
それはあなたやあなたの大切な方の健康な生活を守る為です。

様々な症状の要因となる骨格の歪みは手（触診）で確認出来ません。