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首の痛みが治らない理由と改善への3つの方法

23歳の女性から「慢性的な首の痛みがなかなか改善しない」というご相談をいただきました。整形外科で痛み止めや湿布を処方され、マッサージにも通ってみたものの、なかなか症状が軽減しない…。
このようなケースを決して珍しくありません。


医学的な検査で明らかな異常が見つからないのに首の痛みが続く…
この首の痛みが慢性化する背景には『骨格の歪み』『血液の質・流れ』に根本的な問題が潜んでいる可能性が高いのです。

近年、若い世代に増えているのが「ストレートネック」「スマホ首」と呼ばれる骨格の歪みです。

本来、首の骨(頚椎)は前方に緩やかなカーブを描いている

・しかし、長時間のスマートフォン使用やデスクワークの姿勢により、このカーブが失われ、首がまっすぐに近い状態になってしまう。

この状態では、首や肩の筋肉に過度な負担がかかり、痛みやコリが慢性化しやすくなります。まずはレントゲン画像で首の歪みを分析し、問題があれば正しい方向へ導くことが重要です。骨格を整えることで、症状は改善あるいは軽減していく可能性が高まります。


もう一つ見逃せないのが『血液の質や流れ』です。


生活習慣の乱れ、特に「食生活の偏り」は血液状態に大きく影響します。

例えば
・糖質中心の食生活
・間食の習慣
・チョコレートやコーヒーなどのカフェインの過剰摂取

これらは交感神経を刺激し、頭痛や首の不調を誘発する要因になります。自律神経が乱れ血流が悪くなると老廃物や疲労物質が蓄積しやすくなり、痛みが慢性化するだけでなく、頭痛、めまい、自律神経失調症、気分の不安定など多岐にわたる症状を引き起こします。

「でも、自分の食生活が本当に影響しているの??」
「ちゃんとして食事してるけど??」と疑問を抱く方が多いと思います。

それを確認できるのが血液検査データです。血液には、日々の食事内容や栄養バランスがそのまま反映されます。

当オフィスでは、未病血液検査カウンセリングを行い、栄養状態や血液の質を確認することができます。実際に食生活を改善し不足栄養素を補ったことで体調が変わり、薬を使わずにして血液数値が正常化した方も多くいらっしぃます。


私たちの体を作るものは、毎日の食事から得る栄養素です。間違った食事内容では健康なカラダやココロを育てることはできません。
今回の相談の「慢性的な首の痛み」も、食生活の乱れが背景にある場合は少なくありません。

・食生活を整える
・不足栄養素を補う
・骨格の歪みを整える

この3つの視点からのアプローチにより、慢性的な首の痛みは改善へと向かう可能性があります。

慢性的な首の痛みやコリ症状に対して「筋肉が硬いから」「姿勢が悪いから」と片づけず、骨格や血液の状態に目を向けてください。レントゲンで骨格を確認し、血液検査で食生活を見直すことが症状の改善への大きな一歩となります。


慢性的な首の痛みを放置すると、頭痛やめまい、自律神経の乱れによる様々な不調につながりますので、早めの対策が大切です。


もしご自身の生活習慣や食生活に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。



最後まで読んでいただき有難うございました。