企業検診や健康診断、クリニックでの受診時に血液検査を受ける機会は多いと思います。
その中で必ずといっていいほどチェックされるのが「中性脂肪」。
なぜなら、この数値が高いと健康リスクがぐっと高まるからなんです。
でも実際には、
「気にはしてるけど、特に何もしていません…」
「再検査で検査しても特に問題ないと言われるし…」
という方も多いのではないでしょうか?
今回は、中性脂肪が高くなる原因や健康リスク、そして改善のための具体的な取り組みについてお伝えします。
◆中性脂肪が高くなる原因とは?
主に生活習慣の乱れです。
食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足…摂取したエネルギー量を消費できず余った分が脂肪として蓄えられている。
「油を控えればいいんでしょ?」とよく聞かれます。
確かに、揚げ物や肉の油、植物油、酸化した油は控えなければなりません。
しかし、油よりも意識することは糖質の摂りすぎです。
糖分は、肝臓で中性脂肪に合成されます。
特に砂糖の摂りすぎは、中性脂肪を増やす大きな要因になります。
また、ごはん・パン・麺類といった炭水化物の過剰摂取も
インスリンを過剰に分泌させ、中性脂肪を体に蓄積させるのです。
○では中性脂肪が高いと、どんなリスクがあるの?
中性脂肪が高い状態が続くと、以下のような病気のリスクが高まります。
合わせて確認する血液検査の項目も参考にしてください

〇脂肪肝
中性脂肪が高いと肝臓にも脂肪がたまりやすくなります。
→ 確認したい項目:AST、ALT、γ-GTP
〇動脈硬化
中性脂肪が高いと血液がドロドロになり、血管が硬くなってしまう可能性があります。
→ 確認したい項目:LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロール
〇心血管疾患
心筋梗塞や狭心症のリスクが上昇。
→ 確認したい項目:血圧
〇糖尿病
血糖値と中性脂肪の関係は深く、合併症のリスクも。
→ 確認したい項目:空腹時血糖値、HbA1c
◆改善のための3つのステップ!
①食生活の見直し
- お菓子やジュースを控える
- 主菜・副菜を中心に、炭水化物は控えめに
- 油や砂糖の摂取量を意識してコントロール
- ビタミンB群(特にB3)が不足しないように、食事やサプリで補う
② 運動を取り入れる

- 軽いスクワットやウォーキングなど、下半身の筋肉を使う運動が効果的!
- 継続することで代謝が上がり、中性脂肪の数値が改善へ
③ タンパク質とビタミンB群の摂取

- タンパク質は筋肉の維持と代謝に不可欠
- ビタミンB1:糖質の代謝をサポート
- ビタミンB2・B6:脂肪の分解を促進
- ビタミンB3(ナイアシン):中性脂肪の合成を抑える
基本は食事から栄養を補うことが理想です。
しかし、食事で補えない分(足りない分)は、サプリメントで補うのも賢い選択です。
中性脂肪の数値は、日々の取り組みで大きく変わります。
「薬に頼る前に、まずは生活習慣を見直してみる」ことが、健康への第一歩です!
まずは、血液検査表で現状を確認してください。
また、上記の栄養が足りているのか、特別な血液検査での確認を希望の方はご連絡ください。
最後に
中性脂肪が高いと問題視されがちですが、
”低すぎる”のも問題で、体調にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
実際に中高年者でも確認しています。
こちらに関してはまた書かせていただきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
