年齢を重ねるにつれて感じる「老化」。
老化現象の一つが「筋力低下」。
加齢とともに少しずつ筋力が低下していく…これはごくごく当たり前のことですが、放っておくとさまざまな病気のリスクが高まることをみなさんご存じだと思います。
筋力が低下すると、血液を心臓へ押し戻す力が弱まり、全身の血流が滞りやすくなります。
血液は酸素や栄養を全身に届け、老廃物を回収する「生命の源」です。
この「生命の源」の流れが滞っていくと深刻な病気の進行に繋がります。
ところが、「気にはなっているけど…とくに対処していない」という方が多いように思いますが、体からのサインに耳を傾けて対処することが今後の健康状態を大きく左右します。
◆身近な初期不調が「むくみ」
手足の末端まで血液が届きにくくなると、余分な水分や老廃物が滞り、足や顔が浮腫みやすくなります。「夕方になると靴が脱ぎにくい」、「指輪が抜けにくい」などよく耳にします。
これは、血行不良の初期サイン。
そして、血流が悪い状態が続くと血管の内側にゴミが溜まりやすくなり動脈が硬くなります。
血管が硬く狭くなると、心臓や脳へ十分な血液が届きにくくなり、さまざまな疾患の引き金になります。

動脈硬化が進行して心臓に血液を送る動脈が詰まりやすくなると「狭心症や心筋梗塞」、また脳の血管が詰まったり破れると「脳梗塞や脳出血」が起こります。
また、脳の血流が慢性的に不足すると脳細胞の働きが低下し、記憶力や判断力が衰えていきます。
この血流障害による「血管性認知症」は、最近注目されている認知症のタイプです。
血行不良による初期症状「むくみ」を軽視していると《動脈硬化⇒心疾患・脳血管障害・認知症》へ連鎖的に進行する可能性があります。だからこそ、血流を良好に維持することは大切なのです。
対応する上でのポイントをお伝えします。
◎下半身の強化「歩く」「スクワット」
とにかく下半身の筋力を鍛えましょう。
特に「太もも」や「ふくらはぎ」を鍛えると血液を押し上げる力が強まり、心臓の負担を軽減できます。足の筋肉を鍛えることは「健康に年齢を重ねる土台強化」と言えます。
また、運動機材を使用すると正しいフォームで効率よく鍛えることができます。
◎しっかり食べる「タンパク質」「ビタミン」
これは食事量を増やすという事ではありません。
特に筋肉の維持・強化に必要な「タンパク質」や「ビタミンB」を食事で補う事です。
食事で十分に補えれば問題ありませんが、どちらかといえば糖質過多の食事が多いと思いますので、たんぱく質が不足している方が多いです。※血液検査カウンセリングで普段の食事内容を確認していますが、栄養不足の方は糖質過剰摂取の傾向にあります。
食生活を180度変えることは簡単ではありません。
十分なタンパク質を食事で補えない場合は、プロテインやアミノ酸タブレットを活用するのも一つの手段です。何選べばいいのかわからない…という場合は、私が愛用しているプロテインをご紹介させていただきます。原料はエンドウ豆なので、乳や大豆のアレルギーがある方は活用ください。
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最後に「血液の流れが悪くなると、こんな怖い病気に繋がるんだ」と、気づいたづいた時こそ行動を始めるチャンスです。
さまざまな病気を未然に防ぐために、まずは「食事や栄養に意識を向け、日々の運動を取り入れる」ことを少しずつ始めていきましょう。
最後まで読んでいただき有難うございました。
