「首をボキッと鳴らす…それまじでやばいですよ」
こんにちは
TLBC堺のささきです。
まず結論から…
これは結構やばいクセだと、是非気付いて頂き今すぐ止めてください…
「頚椎ヘルニア」という辛い症状を聞いた事がある方はご理解頂けると思います…
長時間のパソコンやスマホの操作、キッチンで調理をしていると、とにかく首が凝って凝って仕方ない…つらい、イライラするー
“ボキッボキッ”
“あースッキリした~”
誰しも下を向く姿勢は、構造上首の筋肉に負担がかかり、首が凝ってくるとつい首を鳴らしてしまう方結構いらっしゃいます。
実際に『首をよくボキボキ鳴らすクセでやっちゃうんですけど、良くないですか?』
また『ヘルニアになるって聞いてちょっと怖いので出来るだけやらないようにしたいけど…鳴らさずに済む対処方法ってありますか?』など質問を受けるケースがあります。
私(ささき)は「そうですねーまず、止めてください」とお伝えしています。そして、『首をボキボキ鳴らして首コリや肩こりが解消されていますか?』とお聞きします。
確かにその行為により、一瞬首や背中が”すっきりした”と感じますが、それは一瞬楽になった気がするだけなんです。
だって…また首を鳴らす行為を繰り返していますよね。
一瞬の解放された快楽を繰り返し求める行為は、1ミリも良い事はありませんので、すぐに中止されたほうが良いです。
なぜなら皆さんが考えている以上に、”首の骨の関節”や”椎間板”にダメージを与えています。
多くの方は、その事実を知らずに首をボキボキと頻繁に鳴らしていますが、首を鳴らした時の衝撃って、1トンもの圧がかかると言われています…(怖)
あと、「音について」も質問を受けますが、今のところは関節内の圧が高まり気泡がはじけた際に発生すると言われていますが、今回は音のことは置いといて、首を鳴らしたくなる原因について考えていきましょう。
鳴らしたくなる時は、どんなときですか??
首が詰まってきて首が気持ち悪くスッキリしない状態のときに鳴らしたい衝動に駆られますよね。
そしてボキボキやると首回りがすーっと気持ちよくなります(一瞬だけ)。
首が気持ち悪くなる原因があり、結果鳴らしたくなるので原因を解明することが重要です。
では、首が張って固くなる原因とは…
“デスクワークで長い時間下を向いているから?”
もしくは
“背中を丸めてスマホ小さい画面を凝視しているから?”
どちらも当てはまります。
でも考えてみてください。
同じ仕事内容をしていても首のコリを感じない方もいますよね。
どうして??
それは背骨に何かしらの問題があり、それが影響している可能性があり、その問題は「頚椎(首の背骨)の歪み」が考えられます。
頚椎が歪むと背骨の関節が硬くなり、可動範囲が減少する。可動範囲が狭まると、関節をつないでいる筋肉の収縮も少なくなる為、筋肉が硬くなります。
筋肉が過緊張を起こし、関節の周りの血行不良となり、筋肉中の疲労物質や老廃物が蓄積し、さらに筋肉が硬くなります。
徐々に違和感や不快感が増し、「首を捻ってボキボキ鳴らしたくなる!!」と、不快感がMAXになりボキッボキッとやってしまう…スッキリ!!
例えば、硬いビンの蓋を開ける時、一瞬強い負荷を加えますよね。
動きが悪くなっている関節に強い負荷をかけて動かす行為は、背骨の関節や椎間板を傷つける恐れがあります。
実際に、
首を鳴らした瞬間、激しい痛みで首が全く回せなくなったケースや指先や腕が痺れ始めて受診した病院のドクターから”頚椎ヘルニア”と診断されたケースもあります。
さらに恐ろしい事は“首の動脈”を傷つける恐れがあることです…
首にある左右2対の動脈のうちの”椎骨動脈”を傷つける可能性が高くなります。
椎骨動脈は、頸動脈と違い頚椎の横突孔という穴の中を通り、頭蓋骨の中に入り脳底動脈につながり、脳へ血液を送る重要なパイプです。
首を左右に強く捻じる動作により、椎骨動脈の内部を傷つけられるケースがあります。
そして、傷ついた血管内部に血栓が形成される危険もあります(汗)
血液状態が悪く、動脈硬化が進んでいる方はさらに危険度が高くなります…(大汗)。
勢いよくボキボキっと首を捻った結果、血栓が勢いよく飛んでいく…可能性も考えられます。
もし動脈硬化と診断を受けられている方は、”生命に係わる、カラダが不自由となる”リスクが高くなるので食生活の見直しや生活習慣の改善に取り組んでください。
でも動脈硬化の進行している事に気づかず生活している方って結構いらっしゃいます。
「まだ私大丈夫やしィ」と根拠なき安心は本当に危険…改善する取り組みをしなけれどんどんリスクが高くなります。
もし動脈硬化の進行や将来的な病気のリスクを気されているは、当オフィスの未病血液検査を受けてください。「俺(私)の血管硬くなってないか心配」という方はお問い合わせください。
「首をボキボキ鳴らすクセをやめたほうがいい理由」は関節や椎間板を傷めるとお伝えしましたが、そもそもご自身の首(頸椎)の状態をレントゲンで確認したことはございますか?また説明を受けたことはございますか?
《骨の隙間が狭くなっている》
《椎間板が少なくちびっている》
《関節の軟骨がすり減っている》
《変形している》
もし、この様な首(頚椎)のトラブルを抱えている状態を知らずに、首をボキボキ捻っていたらどうでしょう。
もしくは整骨院や整体院で、骨の状態を確認することもなく「首を矯正しましょう」とボキッ、ボキボキッと捻られたらどうでしょうか…
想像すると怖くないですか。
怖くない?
気持ちイイからやっちゃう?
いやいや怖いでしょ(汗)
先ほどもお伝えしましたが「頚椎ヘルニア」を発症する危険も御座います。
くれぐれもご注意ください。
”ボキボキッ”から卒業されたい方は、すぐにお問い合わせください。
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。