キーン、ブーン、ボーと耳鳴りでお困りの方がいらっしゃいます。
これは年齢的な問題により発症しやすい症状で特に40歳以上の方に多く現れる傾向があります。
しかし、近年は若い世代でも発症するケースがあります。
スマホの見過ぎ、夜更かしなど生活習慣や食生活の乱れが原因になり『耳鳴り』を発症しますし、そしてその影響は目にも不調として現れています。
悪い生活習慣を繰り返していて耳や目に負担を掛けていても「若いから大丈夫」と安心するは危険です。
若いとはいえ、進行しない保証はありません。
原因へ対処しなければ、症状というサインに気付けずに状態がどんどん悪化して取り返しがつかないことになりかねません(汗)
もし”スマホを見過ぎてるかも…”と心当たりがあるなら、「耳」や「目」の症状に対して十分に注視する必要があります。なぜならば、めまいを引き起こし兼ねないという問題があるからなのです。
「めまい」の原因を特定するのが非常に難しいです(汗)。
カラダの平衡感覚や位置の認識は、脳や耳、血液・血管、頚椎など複雑に関係する為、この「めまい」の原因は多岐に渡り明確にするのは非常に困難です。
貧血やメニエール病など多岐に渡りますが、その中でも3つに絞り今回はお伝させて頂きます。
《 良性発作性頭位めまい症》
“耳石”が何らかの原因で剥がれ落ち、三半規管の中に入り込でリンパ液が乱れるとめまいを発症させる要因となります。
内耳の障害が原因の場合は、約6割が良性発作性頭位めまい症によるものです。更年期以降の女性に多く発症するのが特徴です。
《ストレス》
めまいは“ストレス”により誘発されます。医学的検査で原因がわからない…と言われるケースが多いです。
ストレスは“精神的”“骨格的”の2つ存在します。
精神的ストレスは対人関係の問題が多いです。
“骨格的ストレス”とは、背骨の歪みによるストレスです。
背骨の歪みの中でも、特にストレートネックの方に多く見られます。
これは、めまいを発症された方のレントゲンを拝見するとストレートネックをはじめ、頚椎(首)に問題を生じているケースが多く確認されています。
《栄養素不足》
これは脳への血液の流れが悪くなって発症するケース。
血液の流れが悪くなる要因として動脈硬化があります。血液の通り道が狭くなり脳への血流が悪く運べる酸素や栄養量が減少すると平衡感覚を司る脳の機能が低下し、めまいを起こす可能性があります。この動脈硬化や血液循環が悪くなる大きな要因として栄養不足があります。
ちなみに”血液ドロドロ”を引き起こす原因は偏った食事内容による極端な〈タンパク質不足〉です。
この3つにそして『自律神経の問題』があります。自律神経の問題はめまいの症状だけでなく様々な症状(不定愁訴)の要因となります。
何故?めまい以外の症状を引き起こすのか??
それは私たちの
▼呼吸
▼脈拍
▼消化吸収
▼血管の伸縮など…自律神経は、私たちが意図してコントロールできないカラダの機能全般を担っているからです。自律神経バランスの乱れは上記の挙げた生命維持する重要な機能に混乱を起こします。
この重要な『自律神経』のバランスを整える為にとても大切な組織が「背骨」となります。
背骨は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨+骨盤で構成され、その中でも特に頭を直に支えている頸椎と言われる首の関節が重要となります。この頚椎の関節が歪み【ストレートネック】になると自律神経バランスはたちまち崩れて、「耳鳴り」や「めまい」などの症状を引き起こす恐れが強くなります。
この理由は、『自律神経』のコントロールセンターと言われる《脳幹》が首関節の真上に存在しているからです。
自律神経と頚椎の位置関係についてはこちらをご参照下さい
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https://ameblo.jp/tlbc-sakai/entry-12592060199.html
もし、あなたが【ストレートネック】ならば自律神経バランスの乱れにより『最近軽い「めまい」がする…』『静かな場所で”キーン!と音がする…』などこの様な症状が現れても不思議ではありません。
その上に、栄養素不足により血液の流れが悪くなり、血管の伸縮がスムーズに行われていないならば「耳」や「目」周辺の血液循環が悪化し、生活に支障となる症状に悩まされていきます。
そうならない為にも、優先的に確認する事はあなたの首の状態をレントゲン撮影、骨格分析し状態を把握し、改善する事です。クスリで一時的に改善する事も必要と思いますが、この状態(結果)を導いた原因を改善しなければ、症状を繰り返し、いつ症状が表れるかと不安によりストレスを感じ、クスリを手放せなくなります。
めまい・耳鳴りの対処・改善手段は様々ありますが、頚椎の問題「ストレートネック」の確認も忘れずにして下さい。もし、ご自身の首の状態を確認したいと思われた方は、私(ささき)までご連絡お待ちしております。
最後まで読んでいただき有難う御座いました。