お子様をお持ちの方は「子供の姿勢が悪くなっている」と、気になりませんか?
下を向いてスマホをいじっていたり、ソファにだらんと寄りかかりスマホやゲームを長時間続けている光景を目にしますよね。
あ、子供だけじゃなかった、大人も沢山いますね!!
”きちんと座る”より”だらっとだらしなく座る”ほうが一見楽に見えるかもしれませんが…
これは大きな間違いです。
正しい姿勢を維持するほうが身体は疲れにくく、姿勢を正して座れるように指導しないといけません。
とはいえ…
24時間チェックすることはできませんし、口うるさく言ったとしても言われた時だけ正して後は背中を丸めてしまうでしょう。
大人がまともに出来ていないので、子供なら尚更仕方ないかもしれませんが・・・
しかし、悪い姿勢はデメリットしかありません。
お子様やお孫様が元気に楽しく成長する姿を見守っていきたいと誰しもが願っているはずです。
私(ささき)も同じです!!
◆姿勢が悪いデメリット・・・
ずっと下を向いていると首の筋肉に負担がかかり、それをカバーする為に肩や背中に余計な負担がかかります。
スマホやゲームの普及により運動不足による筋力低下も目立ちます。※姿勢保持に必要な筋力も低下
先日ネットで「子供のロコモ―ティブシンドローム」が取り上げられていました。
ロコモティブシンドローム・・・高齢者には聞きますが子供にも・・・
加齢に共ない筋肉・骨・関節などのトラブルにより、バランス能力・体力・移動能力などが衰え、立つ歩くなどの日常動作が困難になることを言います。
同じように子供達の身体を支える筋力の低下が懸念されています。
正しい姿勢を身につけないと楽な姿勢を続け、ドンドン姿勢が悪くなります。
姿勢が悪いのは仕方ない、私も姿勢が悪いし遺伝かしら~と放置してはいけません。
成長期の子供は特に気を付けてあげて下さい。
とても大切です。
今の時期に身体のバランスを整えることが丈夫な身体の基盤となります。
姿勢が悪いとさらに骨格を歪ませ、歪んだ状態で筋肉がつく為ドンドン歪みが酷くなっていきます。
子供の頃の姿勢の悪さは、そのままクセとなり治りにくくなります。
小さいうちに正しい姿勢を身につける必要があります。
姿勢が悪いと見た目はもちろん良くありませんし、健康面での悪影響が心配です。
◆肩こりや首の痛みを頻繁に訴える20代の方の未病検査中、
幼少期から頭痛がしていた
小さい時から肩こりが酷かった
母親が呼んだマッサージ師に自分も揉んでもらっていたなど聞きます。
この様な方の特徴は、非常に頚椎(首)の歪みが強く、幼少期から頚椎に問題があったと考えられます。
早い段階でレントゲン分析が必要です。
歪みにより姿勢が悪くなり、首や肩、肩甲骨周辺の筋肉が緊張し、血行不良を起こしています。
◆風邪や体調を崩している訳でもないのに頭痛、偏頭痛があるケース。
風邪の症状もなく、病院の検査で異常が見つからない場合は、頚椎の問題の可能性が高くなります。
この場合は骨格の操作が必要になります。
◆また頭痛・偏頭痛の骨格以外の要因として『鉄やタンパク質などの栄養の不足による貧血』が考えられます。
※ここから栄養の話になります
実際に成長期の子供の貧血は珍しくありません。
成長に合わせて血液や筋肉の増加と共に特に鉄やタンパク質が必要になります。
ただ、あまり貧血を疑わない、そして一般的な検査項目では貧血の詳しく確認できず貧血を見落とす事もあります。
このように明らかな貧血症状が確認できない為、処置して貰えない【隠れ貧血】が子供や思春期の女性に沢山います。
いつもしんどそう
だらだらしている
やる気がない様にみえる
のは気合の問題だけではなく、何らかの要因を考えてあげる事も必要です。
周りに伝えられず困っているお子様がいるかもしれません。
少し動いただけで疲れる
めまい
息切れ
頭痛
集中力がない
食欲不振
爪が白い
などの貧血の症状を訴えているなら一度お調べになられて下さい。
未病血液検査で何の栄養が不足しているか簡単に確認する事が出来ます。
貧血=鉄を摂取と考えますが、鉄の吸収を良くするためにはビタミンCが大切です。
そして、鉄と結合し酸素を運ぶタンパク質
タンパク質不足も貧血になります。
何を?
どれだけ?
必要になるのか確認し対応することが改善の近道となります。
貧血で血液が薄い上に、猫背で前かがみの姿勢になり、肋骨が開きにくい→呼吸が浅くなる→交感神経が優位になる→常に戦闘状態になります。
いつもイライラしてや怒りやすい(キレやすい)のは、姿勢や栄養不足が関係しています。
※これは子供に限らず、いつもイライラしている大人も一緒ですよ。
呼吸が浅いと、十分な酸素の取り込めず、酸素を隅々まで運べない⇒代謝が落ちます。
筋肉の収縮が少ない
→リンパや血液の流れが悪くなる
→老廃物が溜まりやすい
→疲労回復の効率が悪くなり疲れやすい・・・
と、大人と変わらず子供たちも姿勢の崩れにより様々な体調不良を感じているのです。
◆子供も骨格を調べる事をお勧めします。
まさか子供なのに背骨が歪んでいるわけないと思われている親御さんがいらっしゃいます。
しかし、子供も大人と同じように骨格の歪みは御座います。
正常なS字状にカーブが乱れ、頭をカラダの中心(骨盤の真上)で維持することが困難な子供に姿勢を正しなさい!!と口酸っぱく言いいつづけてもなおりません。
なぜ姿勢が悪くなるのか?
筋力低下が関係している
骨格の問題なのか?
このままで将来的な健康リスクはあるのか?
それらを調べるためにもレントゲンで歪みを確認してください。
前弯カーブが無くなると、椎間板や背骨の変形を進行させ、頚椎の関節を痛める要因となります。
皆さんも一度はお聞きになられたことがある『頚椎ヘルニア』の原因ともなります。
骨格の状態を未病検査でぜひお調べください。
***本日のまとめ***
〇姿勢が悪いのはデメリットしかない
〇子供の筋力低下や骨折が増えている
〇子供の貧血に気づいてあげてほしい
〇姿勢が悪いのは骨格・筋力の問題
〇骨格の問題は矯正で正すことがベスト
〇筋力は運動+栄養
〇イライラ・キレやすいは貧血の影響
〇子供も背骨が歪みます
〇子供の姿勢が悪くなるのは親御さんも姿勢が悪い可能性が高い
本日も最後まで読んで頂き有り難う御座いました。