『あなたの血液、血管の状態はどうですか?』
と、言うのは。。。
50代で血液・血管系の疾患を発症された話が年末年始にかけて続きましたので、今回取り上げさせて頂きました。
「血液や血管の状態を確認していますか?」
オフィスにお越しいただくお客さまともこのような話をしています。
血液や血管は毎日の食事で作られていますので、もし”栄養が偏っている””生活習慣が乱れている”と血液や血管の健康状態は良くありません。
これらは生活習慣病の大きな要因。健康な血液や血管を維持し、生活習慣病を未然に防ぎたいと思われるなら食生活や生活習慣を見直す取り組みは必須です。
しかし、働き盛りの年代は忙しく”食生活や生活習慣の見直し”を意識されない方が多く…
アルコールの飲み過ぎや食べ過ぎ、偏った食生活にならないようにお気を付け下さいと伝えると「まだ大丈夫ですよ」と言われる方多いです。
年齢的に自分が病気になるなんてと思っている方が大半かとおもいます。
しかし、昨日まで元気に働いていたのに、心臓の疾患で突然帰らぬ人に…このような話もたくさんあります。 もしくは手や足に麻痺が残るなどもあります。
実際に身近でもありましたが、大きな後遺症はなかったので安心しました。血液・血管状態は悪いので他の血管でも動脈硬化しているでしょうし毛細血管レベルに至ってはあちこちで硬化や梗塞している可能性は高いと考えられます。
薬で血栓を溶かせても食生活の改善や生活習慣の見直さなければ、再発リスクは高いままです(汗)。
発生すればご本人もちろん、ご家族様にも精神的肉体的に大きな負担が掛けてしまいます。 今回の経験を元に食生活や生活習慣の改善に取り組んでほしいと願っています。
生活習慣病を引き起こす要因【動脈硬化】最大の要因は「酸化」です。 この「酸化」を予防するために《活性酸素の発生を減らす》《抗酸化栄養を摂取する》 の取り組みが必要です。
〇発生をとにかく減らす
大量に活性酸素を発生させる要因として…紫外線、ストレス、タバコ・アルコールの摂取、偏った食生活、睡眠不足など の要因を減らす事
そして、過剰発生した活性酸素を抑制するには『酵素』が沢山必要になります。この酵素はタンパク質、ミネラル・ビタミンを原料に肝臓で主に作られています。
この肝臓の機能を上げる為に「ビタミンB」が必要です。
そして、酸化抑制に働く抗酸化栄養素「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」を積極的に摂取する事で活性酸素を大量に発生することを抑制できます。
活性酸素は動脈硬化を発症させます。
主要血管で動脈硬化を疑えるなら、当然毛細血管も障害を受けていると考えられます。 毛細血管の塊と言ってもいい脳、肝臓、腎臓 などの臓器の血管や血液状態が悪くなり、栄養や酸素供給が十分に行えなくなると臓器の機能低下を招きます。
しかし肝臓や内臓にあまり痛みがを感じないので、わかった時はすでに大変な状態になっていた。。。(大汗)なんてこともよくある話し
ですので、皆さまがお持ちの血液検査データで血液状態を確認することが重要なのです。
最近は血液検査結果について詳細を伝えてくれるドクターもおられるようですが、基本的には「年齢的にこんなもんです」「特に問題ないでしょう」「薬を飲んでおいてください」で終わり、カラダの中の状態を把握できている方はほとんどいません。
また、飲まれている薬が何に作用するかも知らない、何の注射を打って来たのかも知らない、医者に丸投げ状態…の方沢山います。
本来、薬を飲んで数値が下がれば、次のステップとして生活習慣や食生活の改善を見直す指導を受けて再発の防止、健康維持へと取り組んでいくものです。
もし、食事の改善やどのような栄養が不足し補う必要があるか知りたい方は当オフィスの未病検査でお伝え出来ますので私(ささき)までご連絡ください。
◆血液検査表で動脈硬化の確認方法について
動脈硬化に関係するコレステロールを確認します。悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の2種類あり、この比率が動脈硬化に関係します。
比率の理想値2.0未満です。※高血圧・糖尿リスクがある場合1.5以下が目標(注意)
例えば
①LDL(悪)コレステロール ↑195 HDL(善)コレステロール 42 L/H比 4.6
②LDL(悪)コレステロール 120 HDL(善)コレステロール 40 L/H比 3.0
①は総コレステロールに矢印↑が付いていますね②は正常範囲内
ですがL/H比が2.0以上なので2人ともアウト!! 動脈硬化が進行している疑いが非常に高いです(汗)
また気を付けて頂きたいポイントとして 、L/H比が3.0と基準値の2.0をオーバーしていても、LDL・HDLコレステロールが基準値の範囲内で上限ギリギリで矢印が付いていないと「ギリ大丈夫、セーフ」と思ってしまうんですね…。
L/H比3.0は早急に対応しなければなりません。 この状況に更なる因子が加わるれば一気にリスクが高くなります(大汗)。 気を付けて下さい。
コレステロールを下げる為にドクターから運動しなさいと言われることが多いですが、実際に運動(ウオーキング)で2.3㌔体重が落ちたとしても、食生活が変わっていなければコレステロール数値に変化は表れないでしょう。
そして、生活習慣や食習慣を変えることなく過ごせば…必ず数値は悪化するでしょう。
そもそも食習慣の問題であり運動不足が原因じゃないですからね…。
ホント3.0は血管が危険なレベルです…血液の濃縮や脱水で血液がドロドロ状態…になっていると血管が詰まりやすくなります。(※ドロドロの状態ってお粥状態で かなりやばいらしいですよ、循環器の看護師が言ってました。気を付けて下さいね)
動脈硬化の要因はストレスや生活習慣が関係していますが、偏った食習慣が大きく反映するものです。
動脈硬化は生活習慣病の根源であり、生活習慣病の延長にあるがんや脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などがありますが、初期は体調不良から始まります。
血管の状態は、背骨と同じく中の事なので見えません。血液は血液検査データ。背骨はレントゲンと数値や画像を用いて確認するしか方法はありません。
体調不良の原因を知りたい、血液血管の状態を知りたいと思う方は、私(ささき)までご連絡お待ちしております。
最後まで読んでいただき有難う御座いました