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姿勢のはなし

スマホやパソコンで首「首・肩こり」がつらい

スマホやパソコン操作の負担による
首・肩こりを放置すると
頚椎症を悪化させますのでご注意ください。


若者を中心に頚椎の不調を訴える声が
増える一方ですが、
あなたはいかがでしょうか?
お子様はいかがでしょう?


うつむいて小さな画面を
のぞき込むように見続ける姿は
首や肩、背中の筋肉へ負担が掛かります。


頚椎への負担が蓄積されると
首・肩の筋肉が張り血行不良から
頭痛、めまいや自律神経失調症など
様々な症状を引き起こします。


その症状に対して
マッサージに通われる方が多いです。
首や肩の筋肉がほぐれると
可動域が改善され柔軟に動かせる
ようになります。


しかし、
マッサージを受けても
可動域の制限がある、
なかなか改善しない場合は、
背骨の関節の状態を確認する
必要性があります。


ネジを緩める時
バカ力で締めこまれたネジは、
ドライバーでねじ穴を潰してしまいます。


扉の蝶番が緩んだまま開閉を続けると
扉が壊れます。


私たちの関節も
柔軟な可動が失われた状態で
可動し続けると関節が壊れます。


ネジや蝶番は取り換えられますが、
私たちの骨の関節は
そう簡単に取り換えることはできません。


消耗品なので長く使うためには
関節のストレスを早い段階で
取り除く必要があります。



ですから
首が柔軟に可動できなければ
頚椎関節の問題を疑う目安となります。


もちろん筋肉の炎症から
疼痛による可動制限もあります。
炎症がある時は、
マッサージは避けてくださいね。


筋肉の問題が原因の首こり肩こりは
マッサージでも解消できますが、
症状が長く続いてお困りの場合は
首の背骨(頚椎)の状態を
レントゲンで確認する事がオススメです。


実際に首こり肩こりの原因が
頚椎の問題だったお客様の声を
ご覧ください。

https://ameblo.jp/tlbc-sakai/entry-12627484499.html?frm=theme


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私たちは
顔を左右へ一定の範囲で動かせます。
これは1番目と2番目の頚椎が
ほかの椎体と違い
特殊な形をしているからです。


ちなみに第1頚椎は環椎、第2頚椎を軸椎
と呼ばれています。


第2頚椎の突起に
輪っか状の第1頚椎が
すっぽりはまっている状態です。


第2頚椎の突起を軸として
第1頚椎と頭蓋骨が左右に回旋します。


またどんな不安定な姿勢でも
頭を水平に保つ為、微妙なバランスを
維持する為に働きます。


回旋動作は
第1、第2頚椎が主たる働きとなります。
可動範囲が広い関節は不安定な為、
周囲の靭帯や筋肉で安定させています。

安定には頚椎の配列(カーブ)が
大きく関わります。


私たちの首は
7つの頚椎で正常な前弯カーブを
形成されていると
第1、第2頚椎の可動にストレスが
掛かりにくく、スムーズに可動できます。


しかし、前弯カーブが消失する
ストレートネックや逆カーブ(後弯)では
頭がカラダよりも前方へ出てしまうので、
頭重が第1第2頚椎へ負担となります。

TLBC堺後ろに首を倒せない

こうなると、前方に落ち込む頭部を
後方へ引き上げる為に首の後ろの筋肉に
負荷が掛かり続けます。※巻き肩
筋肉が常に過緊張を起こしているので
首コリや肩こりの原因となります。


頚椎の配列に異常がある
(ストレートネックや後弯カーブ)方は
常に首や肩の不調を訴えられる方が
多いです。


この状態で
スマートフォンやパソコン作業を
長時間続けると当然筋肉が過緊張し
血行不良をおこし
筋肉ガチガチの首・肩・背中となります。





また、
特にここ数日寒波が続いています。


当オフィスのお客様から
寝違えて朝起きれない…
今朝から激痛で左を向けない…
少し首を動かすと
雷を打たれた様な激痛が発生する(涙)
など首の不調が多発しています。
筋肉の過緊張により
末梢神経が圧迫されて
炎症を起こしていると考えられます。


この時にマッサージに行かれる方が
おられますが、
マッサージは控えてください。


また、シビレを伴うケースは
頚椎ヘルニアや頚椎症の可能性も
ありますので、
一度整形外科で検査を
受けられてください。


当オフィスでは、
未病検査(レントゲン検査)にて
頚椎の歪みと炎症を起こしている部位を
確認して頚椎の矯正・調整を行います。


痛みは少し残りますが
可動域が改善するので
来院時よりも楽になります。


ケースによりますが1回の矯正・調整で
症状が消失するケースもあり、喜ばれてお帰りになられることもあります。


また、
通院が困難な程強い痛みを有する
場合は、自宅でアイシング・基本安静で
過ごして頂いた後未病検査(レントゲン検査)を受けて頂いています。
※アイシングのやり方は
こちらからお伝えさせて頂きます。



度々、首や肩の調子が悪くなる方は
一度レントゲンで頚椎の状態を調べられ
た方がイイです。


上記にもありますが、
正常な前カーブが消失した状態
(ストレートネック・後弯カーブ)で
放置すると椎間板や椎体(背骨)は
どんどん老化(変形)が進みます。



椎間板が押し出されると
椎間ヘルニア、椎間板がすり減ると
椎間狭窄症と所謂頚椎症へと
どんどん悪化していきます。



これまで通り
首や肩コリがひどくなれば
マッサージで揉んでもらう手段も
ありですが、


根本的な改善をお考えになる“あなた”は
一度「未病レントゲン検査」で
頚椎の配列をご確認ください。




最後まで読んでいただき
有難うございました。