「股関節の問題が腰痛の原因だった!」
■何もしていないのに『最近、腰が重いし痛いかも』という症状を感じたことは1度や2度ある筈です。
そして、えー何かやったかな??と心当たりを考えてみる
▼重い荷物を持った
▼普段しない運動(筋トレなど)をした
▼長時間歩いた、若しくは座っていた
▼足元が冷える場所に居た
▼長時間の運転をした
など思い当たることが思いつかない・・・
なのに、何故か腰に気になる症状を感じている・・・
よく考えてくださいね
前述した“5つ”は自分自身が思っているだけで
例えば・・・
軽い荷物でもカラダに負担となっている恐れもある筈です。
私たちは何気にスマホで情報を見ていることがあります。
この“何気に”は無意識に・・・ともとれる行為なのです。
気づいたらスマホを1時間見ていたなんて、しょっちゅうあるのじゃないですか(笑)
■この同じ姿勢
いわゆる「静止姿勢」は、関節や筋肉にとって相当な負担になります。
動いていないから“楽”若しくは“負担”となっていないだろうと思いがちでしょう。
いやいや・・・決してそんなことはありません。
意外にも「静止姿勢」の時間が長ければ長いほど、カラダの内側では粛々と悲鳴をあげる準備を整えています(汗)
■カラダが悲鳴をあげるという状態は、生活や仕事に支障を来すかも・・・という不安に思う状態です。
例えば
“肩のコリ”は「ちょっと疲れているかな」程度で支障を来すサインにはならないのですが、これが「痛くて歩けない・・・」となると「これは尋常じゃないな・・・やばいかも(汗)・・・」と判断し、スマホやパソコンで検索しまくりでしょう(笑)
あ、ここでもスマホです(笑)
■だけど思うような情報を入手できないケースもある筈です。
どうして?
それは支障を来している本人自身が納得したい情報を探しているだけだからです。
もし、“これかも?!”と思っても疑心暗鬼で確信には至らない。
案の定・・・検索でヒットして“これかも”と思った整骨院や整体そして整形外科を受診したが、“あ~納得できない”となることがホントに多いと私(ささき)のお客様から伺います。
そのお客様も検索していろいろ行ったが・・・それで私(ささき)のところで『未病検査』を受けて原因が分かり症状が良くなったと言われます・・・
■どんな症状にも原因を“一つ”科学的データで確認しない限り「痛くて歩けない」という状況は一層悪化し、心の不安を作りだす結果を招くことになり、さらに新たな別の症状を引き起こすことになります。
この様な経緯が多いのが〈腰痛〉なのです。
何故か?
それは、お客様が訴える箇所だけを施術するからです。
勿論、〈腰痛〉を訴えるお客様の“腰”を一切触れなければ不安になられるでしょう。
それは科学的データ(レントゲンなど)で説明しないことが問題だからです。
■何もしていない〈腰痛〉の多くは、前傾での「静止姿勢」で現れる現象。
現代に多い現象と言ってもよいでしょう。
“何気ない”スマホの閲覧は意外にも「何もしていない腰痛」の引き金となっているのですが、その影響が何処に現れるのかといいますと・・・
それは《股関節》です。
■この《股関節》は、私たちの骨格を形成する関節の中で最大で最も荷重が掛かる関節です。
この関節は最大であるが故に様々な問題で負担が大きくなり、症状にも多様な変化が現れます。
それは先天性の問題である他、外傷による骨折や骨粗しょう症などの原因や筋力の弱りなどでも一層の負担がかかります。
整骨院や整体でよく見かける施術方法で“足の長さの違い”を指摘すること
■もしお客様が足の骨折を伝えていなければ・・・
股関節の先天性問題を伝えていなければ・・・
「なにもしていない腰痛」という症状を悪化させる施術を受けることになるので
十分な注意が必要です。
もし・・・足の長さをチェックされたら「ここは怪しい」と察知してすぐさま退散してください(笑)
■話は逸れましたが(笑)
《股関節》最大の関節にかかる荷重をここでお伝えします。
(例)体重60kg
《股関節》の荷重は、およそ体重の1/3、即ち20kgが両方の《股関節》に荷重として掛かっています。
※片方で10kg、その上に歩行する際では自然荷重のおよそ2.5倍と言われ、およそ150kgもの重さが《股関節》に掛かっています(汗)
■あくまでもカラダの歪みが無い状態での値です。
例えば背骨が歪んでいると左右の《股関節》にかかる負担は片方により多く荷重されます。
そして筋力が弱っている・・・仕事上「静止姿勢」が長時間になると頭が前傾となり背中の筋肉にテンション(突っ張る)がかかり骨盤の動きを制限させることになります。
■この状況をより悪化させるのが“足を組む姿勢”です。
※詳しくは別のブログでご説明します
「なにもしていない腰痛」は筋肉にテンションが掛かり、緊張状態が続いていることとなり血液の流れを悪化させます。
その結果として・・・
▼腰が重い
▼腰が張っている
など生活や仕事に支障がない症状を放置することで“大火事”となる。
■この様にして《股関節》に負担を掛ける普段の“何気ない”日常生活で現れる症状が「なにもしていない腰痛」なんです。
こんな症状で腰を治療しているが良くならない・・・という状態な、「未病検査」でまずは
背骨及び骨盤の歪みを可視化したデータで貴女ご自身の眼で確認してください。
カラダに歪みが無い状態でも《股関節》には相当な荷重が掛かっています。
▼原因がわからない腰痛・・・
▼腰を治療しても改善されない腰痛・・・
背骨や骨盤の歪みによって《股関節》に2倍や3倍の負担が掛かっている恐れがあります。
歪みが分かる特別なレントゲン撮影で原因を確認することが「なにもしていない腰痛」が改善する一番の近道です。
最後まで読んでいただき有難うございました。