体調不良…血管の状態はイケてます?
今回は血管について。
と言うのも、40代で血液・血管系の疾患を発症している方が多いから、またその予備軍も多いとなので今回取り上げました。実際にオフィスにお越しいただくお客さまともこのような話をよくしています。
偏った食事による栄養不足や生活習慣が乱れている方は血液の健康状態が決して良いとは言えません。働き盛りの年代は忙しくあまり意識されていない方も多いようです。
カラダは毎日の食事から得られる栄養素で作られています。偏った食生活にならないようにお気お付け下さいと伝えると「俺は、私は大丈夫ですよ」と言われる方多いです。そうなんです、誰しもがまさか自分がなるとは考えていません。
しかし、昨日まで元気に働いていたのに、心臓の疾患で帰らぬ人に…このような話もたくさんあります。
実際に身近でもありましたが、後遺症はなかったらしく安心しました。…とは言っても他の血管でも動脈硬化しているでしょうし、毛細血管レベルではあちこちで詰まっている…と考えられます。薬で血栓を溶かしても食生活や不足栄養の摂取、生活習慣の見直さなければ再発するリスクは高いままですよね(汗)
発生するとご本人もちろん、ご家族様にも大きく負担が掛かります。 今回の経験を元に食生活や生活習慣の改善に取り組んでほしいですね。
生活習慣病を引き起こす要因【動脈硬化】。 この動脈硬化の最大の要因は「酸化」です。
この「酸化」を予防する取り組みは
・酸化の原因となる活性酸素の発生を減らすこと
・抗酸化栄養を日常から摂取する
要は、活性酸素を発生させる事柄を減らせばいいのです。
大量に活性酸素を発生させる要因
紫外線、ストレス、タバコ・アルコールの摂取、偏った食生活、睡眠不足など
活性酸素の過剰発生を抑制するには「酵素」が必要。この酵素はタンパク質、ミネラル・ビタミンを原料とし主に肝臓で作られます。 肝臓の機能を上げる栄養として 「ビタミンB」が必要。
そして酸化を抑制する抗酸化栄養素「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」
上記の習慣を減らし、そしてこれらの必要栄養素を積極的に毎日摂取する事で活性酸素を大量に発生することを抑制できます。
◆動脈硬化はどこで起こっても重病の原因になります。
主血管が動脈硬化していると毛細血管も障害を受けていると当然考えられます。 毛細血管の塊と言っていい主要臓器…脳、肝臓、腎臓 。血管の状態が悪いと栄養や酸素供給十分にできず各臓器の機能低下を招きますが、痛みや違和感がないので気づけません(汗)。気が付く状況とは、すでに大変な状態になってます(大汗)。
ですので、皆さまがお持ちの血液検査データで血液状態を確認することが重要なのです。
最近は血液検査結果について詳細を伝えてくれる若いドクターもいるようですが、基本的には「こんなもんです」「特に問題ないでしょう」「薬を飲んでおいてください」で終わり、カラダの中の状態を把握できている方はほとんどいません。また、飲まれている薬が何に作用するかも知らない、何の注射を打って来たのかも知らない、医者に丸投げ状態…の方沢山います。ご自身のカラダなのに関心がない。
話を戻して…本来、薬を飲んで数値が下がれば、次のステップとして生活習慣や食生活の改善を見直す指導を受けて再発の防止、健康維持へと取り組んでいくものです。もし、食事の改善やどのような栄養が不足し補う必要があるか知りたい方は当オフィスの未病検査でお伝え出来ますので私(ささき)までご連絡ください。
◆続いて血液検査データで動脈硬化の確認方法について
動脈硬化に関係するコレステロールを確認します。悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の2種類あり、この比率が動脈硬化に関係します。
比率の理想値2.0未満です。※高血圧・糖尿リスクがある場合1.5以下が目標
例えば
①LDL(悪)コレステロール ↑195 HDL(善)コレステロール 42 L/H比 4.6
②LDL(悪)コレステロール 120 HDL(善)コレステロール 40 L/H比 3.0
この場合は?
動脈硬化の心配があるでしょうか??
L/H比が2.0以上なので2人ともアウト!! 動脈硬化が進行している疑いが非常に高いです(汗)
また気を付けて頂きたいポイントとして 、L/H比が3.0と基準値の2.0をオーバーしていても、LDL・HDLコレステロールが基準値の範囲内で上限ギリギリで矢印が付いていないと「ギリ大丈夫、セーフ」と思ってしまうんですね…。
いやL/H比3.0は早急に対応しなければなりません。 この状況に更なる因子が加わるれば一気にリスクが高くなります(大汗)。 気を付けて下さい。
コレステロールを下げる為にドクターから運動しなさいと言われることが多いですが、実際に運動(ウオーキング)で2.3㌔体重が落ちたとしても、食生活が変わっていなければコレステロール数値に変化は表れないでしょう。 そして、生活習慣や食習慣を変えることなく過ごせば…必ず数値は悪化するでしょう。
そもそも食習慣の問題であり運動不足が原因じゃないですから…。
ホント3.0は危険なレベルです… その上、 血液の濃縮や脱水で血液がドロドロ状態…になっていると血管が詰まりやすくなります。(※ドロドロの状態ってお粥状態で かなりやばいらしいですよ、循環器の看護師が言ってました。気を付けて下さいね)
動脈硬化の要因はストレスや生活習慣が関係していますが、偏った食習慣が大きく反映するものです。
動脈硬化は生活習慣病の根源であり、生活習慣病の延長にあるがんや脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などがありますが、初期は体調不良から始まります。
血管の状態は、背骨と同じく中の事なので見えません。
血液は血液検査データ。背骨はレントゲンと数値や画像を用いて確認するしか方法はありません。
体調不良の原因を知りたい、血液血管の状態を知りたいと思う方は、私(ささき)までご連絡お待ちしております。
最後まで読んでいただき有難う御座いました