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健康のはなし

肩のトラブル四十肩・五十肩 その壱

TLBC OFFICE SAKAI 五十肩四十肩



肩の痛み(四十肩・五十肩)の原因①

緊急事態宣言発令されました。
不要不急以外の外出を控えると当然自宅にいる時間が長くなりどうしても運動不足、食べ過ぎてしまいます。

・運動不足

・過食

・睡眠不足

・スマホ依存(動画配信サービス・ゲーム依存)

は、必ず生体リズムの乱れに繋がります。

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◆この生体リズムとは…

睡眠や体温、血圧などの生命活動を調整・変動させて、日々健康に生活を送れるように「生体リズム」によって

維持しています。



この大切な生体リズムを乱す要因は、生活習慣・食生活の乱れです。




例えば、上記の点以外にも

・便秘気味もしくは便秘である

・ストレスを感じる事が多い

・食事の時間が不規則

・甘い物や辛い物等刺激物をよく食べる

・糖質(白い精製された糖質)を毎食食べている

など、これらに当てはまる場合は生体リズムが乱れている可能性が高いです。

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この生体リズムの乱れは、自律神経にダイレクトに影響し、結果的に頭痛やイライラ、食欲不振、不眠、生理不順、便秘や下痢などの不快な症状が出やすくなります。

実は上記の症状以外に、関節の痛みにも関係しています。



◆肩関節のトラブル

腕を横から水平に上げようとしても持ちあがらないし激痛(泣)、腕を後ろに動かせない、夜中に腕がズキズキ痛み眠れない、酷い方は右肩から右肩甲骨周辺、首まで腫れて盛り上がり、寝違えのような激痛で首を全く動かせない・・・


これらを医学的に「肩関節周囲炎」と診断を受けることが多いです。

その中でも上腕二頭筋腱炎や腱板損傷など傷病名があります。
我々に身近な呼び方では「四十肩・五十肩」になります。

この四十肩・五十肩による突然の激痛は、本当に冷や汗ものです(汗)。

痛みの恐怖で動かすことが出来ず、関節内で癒着すると関節拘縮やフローズンショルダーと最悪なケースになりかねません。



四十肩・五十肩などの肩の痛みで整形外科を受診される方も多さんいらっしゃいます。

しかし、四十肩・五十肩の原因は医学的に解明されていないことから的確な治療法がない為、保存療法、鎮痛剤、湿布、リハビリなどの対症療法しかありません。

正直、対症療法ではなかなか良くなりません。

鎮痛剤や注射で痛みは軽減されますが、対症療法は「痛み」(結果)を抑える目的なので、やはり原因解明とはならず現状維持もしくはさらに悪化するケースもあります。



しかし、腕を動かす度に激痛を気にしていたら日常生活に沢山の支障をきたすので、出来れば一日も早く改善したいものです。

◆では「肩の痛み」の原因について

①自律神経の問題

②姿勢の問題(骨格)

③運動不足・食生活の問題と3つの要因に分けました。




今回は①自律神経の問題についてお話しします。


〇自律神経の問題

生体リズムの所でも話しましたが、痛みが強い時は交感神経が超絶優位な時です。



例えば

活動している時、興奮している時、緊張している時、ストレスを感じている時など交感神経優位な状態は、

身体を休めて心を整える副交感神経が充分に働けないので更に疲れるし、ストレスを感じます。

唯一身体や心を休める睡眠の時間ですら交感神経が高ぶっている状態…

こんな状態が続けばココロもカラダも壊れてしまいます(泣)


◆関節痛との関係性は

【交感神経優位】

⇒カラダは興奮状態

⇒筋肉が硬くなる・血管が収縮する

⇒血行不良

⇒血液中の酸素が運びにくい

⇒筋肉に充分な酸素が回ってこない

⇒筋肉は更に過緊張血管が圧迫

⇒関節への血液量が下がり痛みを発生する

と流れはこんな感じです。

自律神経を乱す(交感神経が優位)な状態を続けていると痛みが強くなるし、痛みが改善されにくくなります。

また、負担を掛け続けていると、炎症が引かないので、関節の軟骨が溶けて骨の変形を誘発します(汗)。


ちなみに一度変形した骨は手術で削るか取り換えるしか方法はありませんので、注意してください(汗)。




自律神経が要因の対処法として、

◆関節の拘縮を防ぐために痛みが強くならない範囲で肩、背中、首を良く動かす事



〇自律神経を乱す要因をなくしていく事

用事がなければ早く寝る

就寝時にスマホを触らない

腹7~8分目を心掛ける←おススメ

就寝前の飲食、入浴はさける

ビタミンCを1日4回に分けて摂取する

食物繊維をしっかり摂る

スナック菓子、スイーツは控えめにする

運動する

など今回の外出自粛により運動不足にならない事。

ウォーキング、肩甲骨を大きく動かすなど体操をしっかり取り入れて下さい。


話は少し変わりますが、自律神経のバランスの乱れは免疫力にも関係してきます。変異ウイルスの猛威に対抗するために「免疫を上げる・下げない取り組み」も徹底していきましょう。





最後まで読んでいただき有難う御座いました。