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栄養のはなし

やってはいけない首の痛みの対処方法

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やってはいけない首の痛みの対処方法

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朝晩の寒暖が厳しいですね。



季節の変わり目は、特に体調管理が大切だとよく言われています。

寒暖により自律神経が過剰な反応により胃腸の働きが低下し免疫力が下がります。



コロナ感染拡大中の今だからこそ免疫力は高めておきたいのに・・・



緊急事態で外出が思うように出来ずストレスを感じている中、巣ごもりで家の実やお取り寄せなどで食べ過ぎて胃腸に負担を掛けているのではないでしょうか?



胃腸が弱っていたら消化しにくいですよね。



なのに、食べ過ぎる→胃腸に負担掛かり体調悪くなる→胃薬を飲む→胃がすっきりする→ストレスでまた食べる→調子悪くなる・・・・・



胃腸へ負担は、消化・吸収・排泄力の低下を引き起こします。




老廃物が体の中に蓄積されていき、その老廃物がコレステロールや中性脂肪と形を変えて血管や血液の流れを悪くします。



この様に血管や血液が悪い状態になり、カラダの不調としてSOS(その一つに首の張や首の痛み)を出す。



しかし、血管や血液の状態は皮膚の上からでは確認しようがないですし、血管の痛みを感じない為、欲求のままどんどん食べ物やアルコールをカラダに流し込む・・・




調子が悪くなって当然・・・です。



日本人のガン患者は胃がんや大腸がんで亡くなる方が多いです。



新薬や新しく安全な手術法など医学は日々進歩していますが、ガンでなくなる人口は増え続けています。



これだけ健康情報がテレビや雑誌、ネット上で取り上げられているのにガンは減らない。



ストレスが大きな要因だとは言われていますが、やはり食生活、食習慣のかかわりも深いと思います。



これら共通していえる事は胃腸への負担を掛ける。




そして、日本人は欧米人に比べ胃酸の分泌が少ないと言われています。



消化に良いものを主食としてきた日本人に対して、欧米人は動物性食品が多く、胃酸の分泌が旺盛で頑丈と言われています。



現代の食事は魚よりも肉、野菜炊いたんよりもサラダ、納豆や味噌の大豆発酵食品を食べる機会が少なくなっています。



胃腸に負担となる過食はお控えください。



そして糖質中心、甘いものやスナック菓子を控え、タンパク質をメインに食事をとられてください。



ちなみに私(ささき)は、基本的に腹七~八分目を目安にしています。



調子いいですよ^^



そして、過食は自律神経のバランスを乱す大きな要因です。



この自律神経のバランスの乱れは首の痛みや首の不調を引き起こす原因にもなります。


それでは首の痛みについて進めて行きます。

首の不調を感じる方に

「首が凝り固まってくると首が痛くなる」

「首の痛みから頭痛が酷くなる」

「すぐに首が痛く怠くなるんです・・・」

他にもありますが大体このような事を言われます。


血行が悪くなっているからかな~

だんだん気分も悪くなってきた

ズキズキ頭痛してきた

両肩が内に入り、呼吸も浅くなり酸素供給が下がりメチャクチャしんどくなる。



何にもしてないねんけどな~なんでやろう・・・と、原因が分からない。



取りあえず、この鬱陶しくつらい症状から解放されたい!!とマッサージに走る方。



マッサージを受けるに当たり気を付けてほしい事を今回はお伝えしいたします。

この注意点を是非周りの方にも教えてあげて下さい。



◆強さを求める!



普通の強さじゃ物足りなく、つい強め強めと、とにかく”強さ”を求める方っていらっしゃいますよね。



ゆるい指圧は物足りない!私の筋肉はこんなもんじゃ効かないわよ!と、ちょっと自慢気に話される方がいらっしゃいます。


最悪、重大な症状を引き起こす要因になりかねませんので気をつけて下さい。



気持ちいい=リラクゼーション効果やストレス解消と心身に良い影響も沢山あるので受けて頂くことはいいのです。



ただ、強く揉まれる事により、余計に体へ負担をかけ続けている事も知っておいて下さい。



■首(頸椎)のマッサージを受ける時は十分な注意を!!



私たちのカラダは、自律神経の働きにより微妙な調整を繰り返しながらコントロールされています。(皆さんご存知ですね)

自律神経の働きについて簡単に言いますと、日中の活動は、交感神経が優位に働き、就寝時やリラックスしている時は副交感神経が優位に働いています。



2つの神経が、バランスを取り合う事により脈拍や血圧、呼吸、消化活動、体温など生命維持に重要な機能を調節しています。



◆「首(頸椎)」は、自律神経の働きに大きく関係しています。



自律神経は、うなじ(首の後ろ、頭の付け根)のあたりに位置しています。ちょうど第1頸椎、第2頸椎(上部頸椎部)に当たりになります。




この上部頸椎の歪みにより自律神経失調を起こしやすくなります。




ですから、まず首(頸椎)に歪みがないかをきちんと確認する事がとても大切です。




例えば、胃に不快感や痛みで病院に行くと胃カメラで胃壁の状態や胃酸の分泌など確認し、症状の原因を絞り込みます。



これは、首の痛みや不快に対しても同じことが言えます。



首(頸椎)の状態を確認せずに、強く首を揉むと頸椎の関節を痛める危険があります。



首を強く捻られたり、首を強く引っ張るなんてもってのほかです。


ご自身のレントゲンを観て、「えっ、こんなに首(頸椎)が歪んで捻じれていたなんて・・・初めて知りました・・・」という方が結構いらっしゃいます。

自律神経と関係が深い首(頸椎)に強いストレスをあたえることは絶対に控えなければなりません。



お気を付けください。




◆もう一つの問題は血管。

強く揉むことにより血管に強い負担が掛かっています。



血管の壁にこびりついたプラークや血栓が剥がれて血管に詰まり脳梗塞を発症する恐れがあります(怖)

未病血液カウンセリングで動脈硬化や血糖値を指摘された方は、早急に食生活の改善に取り組まれて下さい。

血管の圧迫により、脳への血液供給量が慢性的に低下すると脳細胞への栄養酸素供給量も低下します。



結果、脳細胞の代謝機能が落ち、認知症の進行を早める可能性が考えられます。



スーパー銭湯で長湯して脱水状態で首を強くもんでもらう・・・と考えると怖いですよね。



首(頸椎)の状態を確認せずに、首の筋肉を強く揉む事が健康被害を作り出しているのかお分かり頂ければ幸いです。(捻る、強く引っ張る行為はもっと危険)




ぜひ、大切な方へ教えてあげて下さい(・_・)



◆対処法は、緩いストレッチ、エクササイズ、筋肉を鍛えるなどご自身で継続出来そうな方法を選択して頂いたらいいのですが・・・・

その前に一度きちんと首の状態を調べておいて下さい。



その際は、私(ささき)までご連絡頂きましたらすぐに手配いたします。



最後に、レントゲン分析を推奨する理由として

・ヘルニアのリスクを事前に確認できる

・知らずに変形が進んでいたことを確認できる

・動脈硬化の有無を確認できる

・頚椎の歪みを確認できる


TLBC SAKAI OFFICE頭痛
首を強く抑えられて気持ちいいと思う反面、さらに歪みが強くなっている可能性も十分に考えられますので、くれぐれもお気を付けください。



最後まで読んで頂き有り難うございました。