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健康のはなし

つらい肩こりの原因を見つけるために必要な事

TLBC SAKAI OFFICE肩こり

ストレスが多い現代社会。
そして感染拡大が止まらず増加を伝える連日の報道や、それに対しての不要不急の外出自粛の要求など…先行きが見えない不安な状況により一段とストレスを受けているのではないでしょうか?




様々な病気、そして体調不良の原因となるストレスですが、意外と気づいていない身近な症状の原因にもなっています。




それが「肩こり」です。


“えっ・・・「肩こり」もストレスですかぁ”と思われるでしょうが、れっきとした体調不良の一つです。


慢性的に「肩こり」症状を感じている貴女は、既にストレスを受けていることになります・・・



その理由の一つとして


肩周辺の筋肉がカチコチに硬くなり、酷い場合は頭痛や吐き気という辛い症状が現れます。その様な経験がある貴方は、「私の症状と全く同じです」だと頷いている人も少なくない筈です。


しかし、「肩こり」に対しての認識を間違って解釈している人が物凄く多いです。




その一例として・・・
肩の筋肉が硬い又は硬くなっている=「肩こり」だと思い込んでいる。



これは大きな間違いです。


何故なら・・・肩周辺の筋肉が物凄くフニャフニャの人でも、“「肩こり」が酷くてとても辛い”というケースがあるからです。


肩周辺の筋肉が硬い=「肩こり」とするなら、柔らかい筋肉で「肩こり」を訴えているケースは当てはまらなくないでしょうか…??


付け加えるなら「肩こり」は、結果として現れている症状で、筋肉が硬いことが原因ではありません。実際に筋肉がとても柔らかい方でも、強い「肩こり」を感じている人がどれだけ多いことか…




例えば、知人のヨガインストラクターの話です。



筋肉はとても柔らかく、超人的な柔軟性・・・なのですが、強烈な「肩こり」の症状をもっていて、かなり辛いようでちょっと驚きでした(汗)。


この「肩こり」は、意外に軽視されており、マッサージや整骨院などを利用する人が沢山いらっしゃいますが、実は一番やってはいけないことなんです。※整骨院は「肩こり」で健康保険は使えません。





マッサージなどを受けると・・・
「肩が凝っていますね~」
「肩の筋肉がパンパンに張って硬いですね~」と言われて揉まれまくります。



しかし、その「肩こり」という症状は消失しているでしょうか?



肩こりが解消されたと感じられても、肩こりが「消失」したわけではありません。




消失というのは
●マッサージに行く回数が減っている
●筋肉がコチコチから柔らかくなっていること
●症状が殆どなく快適になっていること
などがバロメーターとなります。


もし・・・
「いやぁ~回数は減っていませんねぇているかも」「最近、肩以外のところも凝ってきている」などの状態なら、一時的な解消じゃないかと推測します・・・つまり、その場凌ぎを繰り返しているだけなのです。



勿論、 “私はそれでいいねん”“気持ちよかったらいいねん”であれば問題はございません。



逆に・・・


“お金と時間を費やしてきてるけど「肩こり」がよくならない?““次の日起きたらまた肩こりが酷くなっている?”“なんか芯の方がずっと凝り固まっている感じが取れなくなっている““いつになったら「肩こり」がスッキリするの?”…と思っている方も沢山いらっしゃる筈です。





では、どうしてスッキリ「肩こり」が改善しないのかは??


先ほど「肩こり」は結果であり『原因』ではありません・・・と冒頭でお伝えしました。
その『原因』に対するアプローチがなされていないからです。


ではその原因と考えられる“5つ”について説明していきます。


○頸椎の不整列

○ストレス

○運動不足

○睡眠不足

○栄養素欠乏



※睡眠不足のケースは、深夜までスマホやテレビ観賞をし、自分自身の生活習慣の問題です。
それとは別に・寝つきが悪い・熟睡が出来ないのならば、《栄養素欠乏》そして《頸椎の不整列》が影響している確率が高いです。


《頸椎の不整列》による「肩こり」について…


頸椎(首の関節)はとても大事な〈頭〉を真下で支える重要な役割を担っています。
〈頭〉の重さは「8つ」ある首の関節で均等に支えられています。




首の関節の整列が乱れる(歪む)結果、上部頚椎(上位3つの関節)へ極端に負担が掛かり、可動域が減少します。



その影響で関節の柔軟性が失われて、支持する筋肉の緊張を生む結果を招きます。


TLBC SAKAI OFFICE頚椎

天井を見るように頭を後ろに倒した状態で撮影した二枚のレントゲンです。
首(頚椎)の弯曲をみれば関節の柔軟度の違いから、頚椎の関節に負担を掛け硬くなっているのが分かります。



骨と骨の間が全然動いてないのが確認できますよね。関節をつないでいる筋肉がガチガチに緊張しています。血管は、筋肉の緊張により流れが阻害され、〈酸素〉〈栄養素〉不足が起こり『コリ症状』が現れます。



『コリ症状』が肩に現れても「結果」としての症状なので、マッサージを受けても一時しのぎにしかならないのです。



次は《栄養素欠乏》による肩こりについて



先程 お伝えした〈酸素〉〈栄養素〉が欠乏すると『コリ症状』や痛みが現れる事があります。



私たちのカラダを構成するうえで沢山の栄養素が必要です。その中でも最も重要な栄養素として〈タンパク質〉〈ビタミンB〉の不足が考えられます。この件に関して、また別のブログでお伝えします。





話をもどします。



つまり『コリ症状=筋肉が硬い』状態でマッサージを受けることは、原因を放置していることと同じなのです。そして、原因を放置していると別の症状が現れる可能性が高くなります。


例えば

○胃腸トラブル

○イライラ

○アレルギー

○免疫低下(風邪・感染症に罹患)

○便秘

○吹き出物…

このように見ていると様々な症状に…【肩こりは万病のもと】とも言えますね。


何事にも【原因】は存在します。
正直、無数にある中からピタッと原因を見つけ出すことは、現在の医学を持っても困難なことです。



コロナ感染によるストレスが体調不良を悪化させ、症状の上塗りをしているのは誰でも理解できる筈・・・このストレスは“ゼロ”にはできません。

では限りなく「肩こり」の症状を“ゼロ”方向に近づけるには、最低一つの原因を可視化したデータで見つけることです。




それは・・・
「レントゲンで背骨の確認」「血液検査データによる血液の栄養状態を確認する」ことで「肩こり」で困っている貴女を開放するきっかけになると私は考えています。


もし、貴女がこの情報で原因の重要性をご理解いただけましたら、私のオフィスにお問合せください・・・



TLBC  SAKAI OFFICE  佐々木 孝継 




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