『長年頭痛に悩まされていました。』
頭痛でお困りの女性のお客様
思い返せば小学校の時から肩こりがひどくマッサージを受けられていたそうです。
現在は、マッサージで肩の筋肉をほぐしてもらい何とかしのいでいるそうです。
薬もあまり効果がなく、半ばあきらめ?ていたそうです。
※しかし、マッサージをする方もどうして病院で検査をするように促さないのでしょうか?
もしかしたら脳に腫瘍が・・・十分に可能性はあります。
雨の日や寝不足はテキメンに頭痛が・・・(悲)
朝から一日中テンションは下がりっぱなし。
よく解ります。
私(ささき)も以前は頭痛持ちで頭痛薬を飲んでいましたから。
私の場合は、有難い事に薬が効いていたのでまだマシな方だと思います(本当はよくないけど)。
薬による症状の一時的な解消は、薬の耐性ができるし、将来的にさらに深刻な問題へと悪化する可能性があるので早期の対応を必要とします。
しかし、人間は喉元を過ぎればって感じで放置してしまう事が多いですよね・・・
今回は、重度の肩こりや頭痛の原因を知り根本から治したいと思い友人から紹介されでお見えになりました。
まず、病院で医学的な問題がないか検査を受けて頂き、医学的な異常の有無を確認、異常なし。
レントゲンでお客様の骨格を確認させて頂きますと、頚椎の配列に問題が確認できました。
お客様を長年苦しめられてきた症状に対し、この頚椎の歪みの問題は大きな要因と考えられます。
これをお伝えするとご本人も猫背(姿勢が悪い)が長年の悩みでもあるとおっしゃられました。
脳に医学的問題がないケースの頭痛は、おおむね頚椎の問題が疑えます。
現在、お客様の頭痛の原因を施術させて頂いておりますが、頭痛の頻度が少なくなった(喜)、寝不足が続くと頭痛はありますが頻度は減った感じがします(嬉)※これは生活習慣の改善+食生活の見直しなどの指導で更なる改善が見込めます。
あと、嬉しいおまけとして気づいたら腰痛を感じなくなっていた(嬉)と喜こばれて頂いてます。
薬も効かない…
マッサージも効果なし…
仕方ないと長年苦しめられていた頭痛(職業柄仕方ないと思っていた腰痛も)の軽減にお役立て出来て非常に嬉しく思います。
ところで、世の中には慰安の目的としたマッサージ院やサロンが沢山あります。
日頃の疲労回復や癒しを求めて利用される方は良いと思いますが、何かしら気になる症状の改善や軽減を求めて利用されている方も多いと思います。
実際に症状は改善されているのでしょうか?
否定している訳では一切御座いません。
ただ、現状維持や一時的な改善にしかなっていない・・・のでは(このお客様のように・・・)
しかし、根本から原因を改善したいけど何処に行けばいいのかわからない!!どうしたらいい!!と困っておられるなら、私にお時間を少し頂ければと思います。
気になっている症状があるなら、慰安ではなく科学的な根拠で示された原因のひとつを施術することも必要だと思いませんか?
またその原因が改善する事で気になっている症状が良くなっていくと思いませんか?
何かしらの原因があり、その結果として症状が表れる『原因⇒⇒⇒痛み』と考えるならば、痛みに対してまず原因を見つけ出す事が大切です。
やはり症状が今一つ改善していないのであれば、原因へのアプローチを変える事も必要です。
マッサージを受けることは悪くありませんが、まずは原因をレントゲンで確認されて下さい。
そして、問題が確認されたら、その問題の処置を優先されて下さい。
そして、それからマッサージを受けられても良いのではないでしょうか?
例えば、首の強い張りや首の痛みで悩んでいるとします。
「なぜ首がいつもコルのか…(辛)」
「なぜ首が痛くなるのか…(悲)」
その原因を見つけ出さなければ、症状に悩まされ続ける事となります。
放置する時間が長くなればなるほど、新たな症状に悩まされる可能性も十分にあります。
首や背中、肩の不調に関しては、頚椎に原因となる問題がないか一度レントゲンで確認されて下さい。
ストレートネックや首猫背による頚椎関節の問題がこれらの原因として考えられます。
頚椎の問題を抱えている方は
●いつも首が凝っている
●首をポキポキ鳴らしている
●肩から背中にかけての突っ張り
●首をグルグル回す癖がある
●無意識に首や肩に手がいく
●腰痛がある
この様な症状が現れやすくなっています。
いかがでしょう?ポキポキ鳴らしたり、首がすぐだるくなり首や肩を回していません?
電車内でも結構見ますよ(笑)
無意識でやってるから本人は気が付いていないかも(笑)
特にボキボキやってしまう方は、頚椎椎間板ヘルニアを発症するリスクが高くなる歪み方になっているかもしれません。首をボキボキ鳴らすのは、すぐに止めることをお勧めします。
ちなみにこの様に歪んでいるケースが多いです。一例として…
この状態でMRI検査を受けるとヘルニアと診断されて手術を勧められる事が多いです。
実際に手術をされた私の周りの方々から「手術して良かった」とあまり聞く事がありません・・・主治医の先生ともよくご相談されることをお勧めします。
もし、手術の必要性を持ちかけられたら、まず一度持ち帰りましょう(緊急性が低いなら)。
手術以外の施術は沢山有り、あくまでも手術は最終手段だと私は考えています。
必ずしも原因は一つでは有りません。
様々な角度から検証する事が必要だといつも考えています。
その検証手段の一つが「レントゲン分析」です。
レントゲン分析により問題の原因を確認することで、改善までの計画を立てることが出来ます。
しかし、背骨の状態によっては、この治療の効果を発揮できないケースもございます。
実際、お越し頂いたお客様の中にも、事前に治療を受けて頂けない旨の説明をさせて頂くケースもございます。
レントゲンデータは、症状の原因の確認はもちろん、今後の健康な生活を脅かす何かしらにリスクがあるのか?もしくは問題がないのかを確認する大切な指標となります。
首肩こりや腰痛、頭痛でお悩みの方は、是非レントゲン撮影で背骨の整列を確認する事をお勧めします。
症状の悪化に伴い入院や手術を余儀なくされるリスクを限りなく避けることが出来る予防策ではないかと私は考えています。
貴女のご家族やご友人・知人の方で重度の首や肩のコリ、頭痛などの症状でお悩みの際は是非ご紹介ください。
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。